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マスク拒否男に「謝罪もなく許せない」 客室乗務員が裁判で証言 被告は無罪主張
06/22 18:09
飛行機内でマスクの着用を拒み、緊急着陸させた男の裁判で、客室乗務員が証言しました。
起訴状などによりますと、茨城県の奥野淳也被告(35)はおととし9月、飛行機内で乗客から「マスクをしないまま乗られたら気持ち悪い」と言われ、客室乗務員に謝罪させるよう大声で要求した上、飛行機を緊急着陸させた罪などに問われています。
22日の裁判では、奥野被告に対応しけがをした客室乗務員が別室から証言しました。
乗務員は「被告が何度も大声を出し、他の客も不安がっていた」と説明し「この事件で他人が怖くなり、外出もままならず、フライト業務を1年間休んだ。謝罪もなく許せない」などと話しました。
これまでの裁判で奥野被告は、起訴内容を否認し、弁護側は、無罪を主張しています。