関西ニュースKANSAI

　神戸市内の牧場にある牛舎で火事があり、飼育されている牛１０頭以上が死にました。
　寒さ対策の暖房器具が出火原因とみられます。

　１５日午後１１時５０分ごろ、神戸市西区の牧場で「牛舎から、炎と煙が上がっている」と、経営する家族から通報がありました。

　消防車１２台が出動し、火は約３時間後に消し止められましたが、牛舎１棟が全焼。
　飼育されている乳牛と黒毛和牛１４頭のうち、あわせて１０頭以上が死にました。
　乳牛１頭は、経営者の男性が救出しました。

　警察によりますと、牛舎では冬の間、牛の寒さ対策として、１日中電熱ヒーターを使用していたということです。

　警察は、電熱ヒーターの熱が原因で出火したか、もしくは漏電した可能性もあるとみて、消防とともに現場を検証し、火事の原因を調べています。