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春の風物詩「イサザ漁」 昔ながらの落とし網で捕獲 おすすめは「おどり食い」や吸い物 京都・舞鶴市

03/14 12:45

 京都府舞鶴市の川で、丹後地方に春の訪れを告げるイサザ漁が始まっています。

 舞鶴市を流れる伊佐津川では毎年、水温が上がり始めるこの時期に、地元で「いさざ」と呼ばれるハゼ科の「シロウオ」漁がピークを迎えます。

 産卵のため、川を遡上するタイミングを狙って、漁師が、昔ながらの「落とし網」を仕掛けます。

 2時間おきに網を揚げると、体長5センチほどの透明な「いさざ」がピチピチと跳ねます。

 「いさざ」は、漁の現場で1合1000円で分けられ、ポン酢につける「おどり食い」や、吸い物に入れる食べ方がおすすめだといいます。

 漁師は、今年は例年並みの水揚げが期待できそうだと話しています。漁は4月まで続きます。

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