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「風化してきている」参加者は危機感も 現場周辺でメモリアルウォーク JR福知山線脱線事故からまもなく18年
04/16 19:28 配信
JR福知山線脱線事故から今月25日で18年を迎えるのを前に、負傷者らでつくるグループがメモリアルウォークを開催しました。
事故の負傷者と家族らでつくるグループ「空色の会」は、被害を受けた人の回復や事故の風化防止などを願って、毎年、事故現場周辺を歩く、メモリアルウォークを開催しています。
今年は参加者約30人が、JR塚口駅近くの公園から福知山線の線路に沿って約2キロ歩きました。
(「空色の会」中島正人さん)「記憶から薄れて風化してきている感じがする。あの日を決して繰り返さない、安全な社会を実現したい」
25日には、事故現場にある追悼施設「祈りの杜」で、慰霊式が執り行われる予定です。
最終更新:04/16 19:28