関西ニュースKANSAI

　ＧＷまであと１週間と迫る中、全国各地で外国人観光客の姿が増加しています。一方で、京都ではタクシー乗り場が“大行列“となる事態になっています。

　政府観光局によると、３月の訪日外国人の数は、なんと去年の約２７倍、１８１万人にのぼります。

　（ポルトガルからの観光客）
　「（Ｑどれくらい滞在する？）２３日よ。今回、日本で１０都市回るのよ」

　アジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカなど、世界中から日本の文化を楽しみに来ているようです。

　外国人観光客に人気と言えば、やはり京都。スマホ片手に景色を楽しむ人。着物姿を楽しむ人。思い思いに日本文化を満喫しています。

　こうした中、ある場所に「人が殺到している」という情報をキャッチ。取材陣が早速、向かってみると…。

　（記者リポート）「新幹線の改札口から一番近いタクシー乗り場です。ここには今見えるだけでも、３０人以上の方がタクシーを待っています。その多くは外国人の観光客です」

　後ろには何台もタクシーが控えていますが、長蛇の列。その原因は…

　（記者リポート）「大きな旅行かばんを積み込むのに、少し手間取っているように見えます」「行き先の確認でしょうか。運転手にスマホを見せて、何か尋ねています」

　訪日観光客が急増し、運転手が荷物の積み込み等の対応に追われていました。乗り場の管理センターは、誘導スタッフを配置するなど対策に乗り出していますが、中々、行列の解消には至っていません。

　来週にはＧＷも迫り、ますます観光客が増える事が予想される中、解決の糸口を見つけることはできるのでしょうか。