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給食の牛乳「いつもと違う味」「薬品や草の臭い」 京都・舞鶴市が提供見合わせ 腹痛や吐き気を訴える生徒も

04/21 20:00 配信

 20日、京都府舞鶴市立の複数の小中学校から、給食の牛乳について「いつもと違う味がする」という報告が相次ぎ、市は21日から給食での牛乳の提供を見合わせています。

 舞鶴市教育委員会によりますと、20日昼に市立の小中学校で提供された牛乳について、3校から「いつもと違う味がする」と市教委に連絡がありました。

 市教委が他の学校に情報を伝えたところ、さらに7校からも同様の訴えがありました。

 「味がうすい」「甘みがない」とか、「薬品や草の臭いがする」といった訴えがあったということです。

 このうち2つの中学校では、給食の後、生徒5人が腹痛や吐き気を訴えましたが、いずれも症状は軽いということです。

 体調不良と牛乳の因果関係は分かっていません。

 牛乳は南丹市の業者が各学校に納入していますが、全て賞味期限内のもので、出荷する際の検査では異常は確認されなかったということです。

 この業者が牛乳を回収し、再検査をしていて、22日以降に結果が出る見通しです。

 市教委はこれを受けて、21日から給食での牛乳の提供を見合わせています。

最終更新:04/21 20:00

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