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JR福知山線脱線18年を前に 事故現場で「追悼のあかり」
04/24 21:13 配信
107人が死亡し、562人が重軽傷を負った福知山線脱線事故から18年となるのを前に、事故現場では24日夜、犠牲者をしのぶ会が開かれました。
2005年4月25日、JR福知山線の快速列車が脱線し、乗客106人と運転士1人が死亡、562人が重軽傷を負いました。
事故から18年となるのを前に、兵庫県・尼崎市の事故現場にある追悼施設「祈りの杜」では、被害者への想いがしたためられたカップに入るローソクにあかりをともして祈りを捧げる「追悼のあかり」が開かれました。
遺族らでつくる実行委員会が、事故の風化を防ぎたいと続けている行事で、今年で9回目です。
(事故で義理の弟を亡くした上田誠さん(56))「この場所でこういう事故があった悲惨な事故があったということを伝えていくのは、のこされたものの使命」「来年も同じようにここにあかりがともるようにしていきたい」
「祈りの杜」では25日午前、JR西日本主催の追悼慰霊式典が営まれる予定です。
最終更新:04/24 21:13