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大阪維新の会が府議団の笹川代表を厳重注意処分 8年前の後輩議員に対するパワハラで 今後も代表は続ける意向

05/18 21:11 配信

 大阪維新の会は、大阪府議団の代表が8年前、後輩議員にパワーハラスメントをしたとして厳重注意処分としました。

 大阪維新の会・府議団代表の笹川理府議(41)を巡っては2015年、宮脇希市議(36)に対し、夜に自宅を訪れ電話やLINEでひっきりなしに連絡をしたり、「ふざけんなや」「おまえ、ほんまになんなん?」などと威圧的なメッセージを送るなど、ストーカーやパワハラの疑いがあるとして週刊誌が報道しました。

 笹川府議は18日会見を開き、おおむね報道を認めた上で、「受け取った方が威圧的だと思っている以上はハラスメントだったと思う」「後輩議員ができて、自分自身が調子に乗っていた。相手に対する思慮が欠けていた」と説明しました。

 一方、宮脇市議は取材に対し「済んだことなので特段申しあげることはない」と話し、これ以上の処分を求めない方針を明らかにしました。

 厳重注意の処分を下した、大阪維新の会の横山幹事長は、「いま発生した事案だったら違う処分になった可能性は大きい。過去の事案とはいえ、これから信頼回復にむけて取り組んでもらいたい」と述べました。

 笹川府議は、今後の進退について、代表を続けたいとしています。

最終更新:05/18 21:11

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