関西ニュースKANSAI

　後輩議員へのハラスメントやストーカー行為が問題となっていた笹川理大阪府議（４２）について維新は３日、最も重い「除名」処分にしました。

　笹川府議は、８年前同じ維新の宮脇希大阪市議（３６）にセクハラやパワハラ、ストーカー行為をしたと週刊文春で報じられ５月２９日、離党届けを提出していました。

　党は届けを正式に受理せず、３日午前、綱紀委員会を開き、最も重い処分である「除名」とする方針を決定。その後、持ち回りの役員会で正式に決めたということです。

　大阪維新の会の吉村洋文代表は３日午後記者団に対し「真摯に反省してけじめをつけるという観点から議員辞職すべき」との考えを改めて示しました。

　笹川府議は除名処分を受け入れると話している一方で、議員辞職については５月２８日「現時点で考えていない」と党幹部に伝えているということです。

　また、維新は橋本和昌大阪府議（５６）について政治資金収支報告書を期限までに提出しなかったとして「離党勧告」の処分をあわせて決定しました。