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保育園で食中毒 給食の「鶏肉の香味焼き」食べた園児ら16人に発熱や下痢などの症状 京都市

07/08 19:13 配信

 京都市の保育園で、給食を食べた園児7人と職員9人の計16人が発熱や下痢などの症状を訴えました。京都市は食中毒と断定し、10日までの3日間、施設の使用停止を命じました。

 京都市によりますと、北区にある保育園から6月30日「発熱や下痢などの症状を訴える人が10人以上発生している」と連絡がありました。

 京都市の医療衛生センターの調査で、園児7人と職員9人の計16人が、6月26日から7月2日にかけ、発熱や下痢などの症状を訴えていることがわかりました。

 そのうち9人の便から、7月8日までにカンピロバクターが検出されました。

 9人全員が軽症で、快方に向かっているということです。

 京都市は園が提供した食事が原因の食中毒と断定し、8日から10日までの3日間、保育園の施設の使用停止を命じました。

 カンピロバクターは加熱不十分の鶏肉から検出されることが多く、16人が食べた物で共通しているのが園で調理された食事のみであることから、京都市保健所は6月26日の給食で出された「鶏肉の香味焼き」が原因の可能性があるとしています。

最終更新:07/08 19:13

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