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神戸の中学校グラウンドで見つかった猪の頭部 運んだのは別の動物の可能性 猟友会が捕獲・解体した死骸を掘り起こしたか 

07/13 19:01 配信

 12日、神戸市内の中学校のグラウンドで見つかったイノシシの頭部について、猟友会が駆除した死骸を動物が掘り返し、運んだ可能性が高いことがわかりました。

 12日午後1時過ぎ、神戸市灘区の市立長峰中学校で校内を巡回していた教頭が、グラウンドでイノシシの頭部2つを見つけ、警察に通報しました。

 警察によりますとイノシシの頭部はいずれも子どものもので、刃物のようなもので切断された痕があり、胴体部分や血痕は見つかっていませんでした。

 警察が地元の猟友会に聞き取りしたところ、11日に摩耶山で駆除したイノシシの親子4頭の死骸を解体し、中学校から約500メートルの山中に埋めていたことがわかりました。

 警察が埋めた場所を確認したところ、子どものイノシシ2頭の頭部が無くなっていて、動物が掘り返したような痕があったということです。

 このほか、学校の防犯カメラにも不審な人物が映っていないことから、警察は別の動物がイノシシの頭部を持ち去り、中学校のグラウンドに運んだ可能性が高いとみて当時の状況を調べています。 

最終更新:07/13 19:01

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