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近畿日本ツーリスト元支店長ら 新たに大阪府などから1.7億円詐取容疑で追送検 ワクチン業務めぐり過大請求

08/07 16:29 配信

 近畿日本ツーリストが新型コロナウイルスに関する業務委託料を過大請求していた事件で、新たに大阪府などから1億円以上をだまし取っていたとして、大阪の元支店長らが追送検されました。

 詐欺の疑いで追送検されたのは、近畿日本ツーリストMICE支店の元支店長・森口裕被告(54)と元グループリーダーの臼杵賢一被告(58)の男2人です。

 森口被告らは、大阪府と羽曳野市から請け負った新型コロナに関するコールセンター業務でオペレーターの人数を水増し報告し、あわせて1億7000万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。

 また、この事件に関与したとして、それぞれの自治体で営業を担当していた社員3人も同じ容疑で書類送検されました。

 近畿日本ツーリストは全国の自治体に対して、同様の手口で最大14億円あまりを過大請求していたことが判明していて、警察は余罪を含め捜査しています。

最終更新:08/07 16:29

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