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台風の影響か 彦根城で「漆喰壁」はがれる 重要文化財の天秤櫓 瓦の落下や倒木も

08/16 20:26 配信

 台風7号の影響で、彦根城(滋賀県彦根市)の重要文化財・天秤櫓の漆喰(しっくい)壁の一部がはがれ落ちていたと市が16日に発表しました。

 彦根市によりますと16日午前8時ごろ、市の職員らが台風7号の被害を確認するため、彦根城内をパトロールしたところ、国の重要文化財・「天秤櫓」の漆喰壁が、縦1.1メートル、横1.8メートルほどにわたってはがれ落ちていたということです。

 はがれ落ちた壁の付近の漆喰が浮いた状態になっていたほか、櫓の瓦1枚の落下や倒木などの被害も確認されています。
 彦根城は台風接近のため、15日は観覧を中止していましたが、倒木などを撤去し、安全が確認されたとして、16日午後から観覧を再開しています。

 彦根市では15日、最大瞬間風速21.6メートルを観測していました。

最終更新:08/16 20:26

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