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”プレハブ”も選択肢に 建設遅れで参加国に「タイプX」提案 8月末までに回答求める 大阪・関西万博

08/23 12:17 配信

 着工が遅れている大阪・関西万博の海外パビリオンをめぐり、万博協会が「タイプX」と呼ばれるプレハブ工法の建物を提案したことがわかりました。

 再来年開催の万博では、参加する国や地域が独自に建設する「タイプA」と呼ばれるパビリオンが56件、計画されていますが、建設資材の高騰などから大阪市に建築許可の手続きを始めたのは韓国とチェコの2ヵ国にとどまっています。

 これを受け万博協会は、協会が長方形のプレハブの建物を発注し、参加国が外側をデザインする「タイプX」という選択肢を示したとされています。

 協会は8月中旬、各国に具体的な価格を提示し、月末までに方針を示すように求めていますが、「月末までの回答は難しい」といった意見も出ています。

最終更新:08/23 12:27

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