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子ども施策拡充の一方で…来年度予算330億超の不足見込み 大阪・横山市長「緊張感を持って臨む」
09/08 18:41 配信
大阪市ではありがたい施策が増える一方、「赤字」が330億円超になる見込みです。
大阪市の横山市長は8日、来年度の予算づくりの方針を決める市の会議に出席。自身が力を入れる「0歳から2歳児の保育料無償化」や、小学校5・6年生と中学生への「塾代助成制度」の所得制限の撤廃など、目玉施策に取り組む方針を確認しました。
ただ、万博会場の建設も重なるために経費が膨らみ、市が試算した来年度の一般会計予算の収支は338億円不足する見通しです。
(大阪市・横山英幸市長)「(不足の見通しは)首長としては、非常に緊張感を持つ数字になっています」「じゃぶじゃぶ使ったらええねん、という感覚はまったくありません。緊張感を持って、『選択と集中』の意識を持って臨んでいきたい」
市は不足する部分があれば、市の貯金にあたる「財政調整基金」の切り崩しなどでの対応を検討するとしています。
最終更新:09/08 18:41