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「死ね」「学校に必要ない」入学直後から暴言 小3女児がいじめで不登校に 兵庫・西脇市

09/13 15:39 配信

 兵庫県西脇市立の小学校に通う女子児童がいじめを受け、市の教育委員会がいじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると認定していたことがわかりました。

 西脇市教委によりますと、西脇市立小学校に通う3年生の女子児童(9)は、入学直後の2021年5月ごろから、ほかの児童に「死ね」「学校に必要ない」と言われたり、お菓子をおごらされたりするいじめ被害を受けました。

 女子児童は去年6月から不登校になっているということです。
 西脇市教委は去年9月、女子児童へのいじめを「重大事態」と認定しました。

 いじめ防止対策推進法は、いじめで児童や生徒の生命、心身、財産に重大な被害が生じた疑いがある場合などを「重大事態」と定めています。

 弁護士などがメンバーの第三者委員会は、女子児童やほかの児童らに聞き取り調査をし今年6月、いじめ被害を認定する報告書をまとめました。

 西脇市でいじめが「重大事態」と認定されるのは初めてだということです。

最終更新:09/13 17:40

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