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府内の小5・6年生、約14万人に「ガンプラ」無償配布へ 万博出展のバンダイナムコが大阪府・市とタッグ SDGs教育に活用

09/15 14:19 配信

 再来年の大阪・関西万博に出展するバンダイナムコホールディングス(東京)が大阪府・市などと連携し、府内の小学校5、6年生、約14万人全員に、ガンダムのプラモデルを無償で配布することがわかりました。

 配られるのは、子どもたちが授業で組み立てられるガンダムの小型のプラモデルです。

 大阪府内に約1030校ある公立・私立小学校の5・6年生全員(約14万人)に配る計画で、9月から学校に向けて順次発送されます。

 この取り組みは、プラモデルを子どもたちへのSDGs教育に活用してもらおうと、バンダイナムコホールディングスが実施している「ガンプラアカデミア」というプログラムの一環です。

 持続可能なものづくりについて授業で学んでもらうため、プラモデルの企画から設計、生産の工程などを伝える教材もセットにする予定です。

 またリサイクルの大切さを実感してもらおうと、プラモデルの部品を切り離したあとに残る枠の部分を回収し、再利用する仕組みも構築するといいます。

 大阪府・市などが出展を計画している大阪パビリオンの推進委員会は今年7月、「ガンダムパビリオン」(仮称)を準備中のバンダイナムコホールディングスと一緒に万博を盛り上げるために、連携協定を結んだばかりで、今回の事業はその取り組みの第一弾ということです。

最終更新:09/15 14:19

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