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出石の時計台が純国産としては最古?で調査開始
09/15 16:55 配信
兵庫県豊岡市にある、国内で2番目に古い時計台「辰鼓楼」が「国産としては最古かどうか」を探るため調査が行われています。
豊岡市出石町のランドマーク「辰鼓楼」は1881年に稼働し、現在は4代目となっています。
最も古い札幌市時計台よりわずか27日遅れて稼働が始まり、国内で2番目に古い時計台とされています。
一方、札幌市時計台の時計はアメリカ製で、もし辰鼓楼の時計が日本製であれば、「国産として最古」とアピールできることから調査が始まりました。
15日は、兵庫県立大学大学院の教授らが、初代の辰鼓楼を3Dで写真撮影し、金属成分を電子顕微鏡で分析するため県立大へと搬出しました。
成分によって製鉄方法を把握できることから、今後、明治初期の世界各国の製鉄方法も調べ、製造国を突き止めるということです。
最終更新:09/18 10:16