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大阪の“基準地価”が上昇中 「グランフロント南館」は新宿や赤坂上回る 背景に「うめきた2期」への期待感

09/19 17:49 配信

 19日、土地を売り買いする時の目安となる基準地価が発表され、大阪の街は去年に比べ軒並み上昇しました。

毎年この時期に発表されている、住宅を購入する際のひとつの目安にもなる「土地の基準価格」。
新型コロナが5類に移行され、インバウンド復活の兆しが見える中、大阪の注目エリアが見えてきました。

商業地で最も地価が高かったのは、北区にある「グランフロント大阪」南館の敷地です。4年連続で1位となりました。
JR大阪駅により近く、約270の飲食店などが入るグランフロント大阪の南館。1平方メートルあたりの土地の価格は2300万円で、なんと東京の新宿や赤坂を抑えて全国6位です。

 グランフロント大阪の隣にあるのが、現在JR大阪駅の北側で4年後の完成を目指し開発が進められている「うめきた2期」。広大な公園や新たな商業施設が建設予定で、その期待感が今回の地価に現れていると専門家は話します。

 (日本総研関西経済研究センター・藤山光雄副所長)「インバウンドも含めて、観光客を誘致するという意味で、魅力的な施設になるのではないかと。うめきた1期の開発が終わって、次にうめきた2期が残されているということで、それへの期待を込めて周辺の地価が上がっている」。

最終更新:09/19 17:49

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