関西ニュースKANSAI

　３月に閉局した尼崎市のコミュニティＦＭ「エフエムあまがさき」の免許を引き継ぐ新たな放送局が、１０月２日から放送を開始しました。

　２日午前９時、阪急塚口駅近くのコープ塚口で放送を始めたのは、尼崎市のコミュニティＦＭ「みんなのあま咲き放送局」です。

　尼崎市では市からの年間業務委託費４０００万円の打ち切りにより、ことし３月末に「エフエムあまがさき」が閉局。

　パーソナリティや市民らが一般社団法人を立ち上げてクラウドファンディングや個人からの寄付などで約１７００万円の資金を集め、８月に「エフエムあまがさき」の周波数８２．０メガヘルツを引き継いでいました。

（一般社団法人みんなのあま咲き放送局理事・三宅奈緒子さん）
「この日を迎えられて本当によかったなとほっとしています。住民の住民による住民のための放送局をモットーに掲げていて、１人でも多くの住民の方に参画していただきたいです」

　生放送は平日午前９時から午後７時までで、尼崎市民がパーソナリティを務めるコーナーなど、市民中心の番組作りを目指すということです。