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【独自】参加2ヵ国が独自パビリオン「タイプA」断念 大阪・関西万博 共同使用の「タイプC」に移行 

10/04 17:51 配信

 ほぼ1年半後に迫った大阪・関西万博で、海外からの参加国のうち2ヵ国が、当初計画していた「タイプA」と呼ばれる独自パビリオンを断念し、一つの建物をシェアして複数の国が出展する「タイプC」へと移行したことがわかりました。

 2025年4月から大阪湾岸の人工島・夢洲で開かれる万博には、海外からの参加国・地域が、独自にデザインする「タイプA」の約50のパビリオンを計画していました。
 しかし関係者によりますと、このうち2つの国が、当初計画していたタイプAを断念し、1つの建物を共同利用するタイプCへと移行する方針を固めたということです。

 この場合、タイプAで計画していた敷地には建物が建たないことが考えられますが、万博協会幹部の1人は「パビリオンが建たない場合は、その敷地を来場者向けの休憩所にしたり、緑を植えたりして活用法を検討する」としています。

 タイプAのパビリオンで、現時点で大阪市に建築許可を申請したのは3ヵ国にとどまっていて、着工の遅れが指摘されています。

最終更新:10/04 18:56

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