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大阪IR「反対」の市民団体が意見交換会 ギャンブル依存症や液状化による地盤沈下に懸念の声
10/08 18:17 配信
大阪・夢洲での開業を目指す、カジノを含む統合型リゾート=「IR」について、反対運動を続ける市民団体が意見交換会を開きました。
意見交換会には、国会議員や市民ら約470人が参加し、ギャンブル依存症対策や液状化による地盤沈下など、複数の視点から、IRに対する懸念の声が上がりました。
(参加者)「カジノにつぎ込むお金があるなら、教育や医療、福祉など本当に必要なことに使ってほしいです」
大阪府と市は8月、住民説明会を開きましたが、市民団体は「一方的で議論とは言えない」と批判し、府市の担当者などに意見交換会への出席を依頼しましたが、断られたということです。
大阪IRをめぐっては9月、運営事業者との間で実施協定が結ばれ、開業は2030年の見通しです。
最終更新:10/08 18:17