関西ニュースKANSAI

　滋賀県大津市で、中学２年の男子生徒がいじめを苦に自殺してから１２年が経ち、通っていた中学校で集いが開かれました。

　１２年前、大津市でいじめを受けていた当時１３歳の中学２年の男子生徒が自殺しました。

　命日の１１日、男子生徒が通っていた大津市立の中学校で、全校生徒約７６０人が参加する「命を思う集い」が開かれ、体育館で教師や生徒らが黙とうしました。

　「１２年前に起きた悲しい出来事を、二度と繰り返してはならないという決意のもと、命について、また自分の生き方を考える機会として、（集いを）開催します」（中学校校長）

　いじめが原因とされる自殺は、今もあとを絶ちません。
　亡くなった生徒の遺族は１１日の午後、会見を開いて対策などについて思いを語る予定です。