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飲酒運転し町内パトロールの4人死傷 1審判決で懲役10年の猪木被告が控訴 「事故は飲酒の影響ではない」などと主張

10/11 15:17 配信

 堺市で去年12月、夜間パトロール中の男性4人を飲酒運転の車ではね、2人を死亡させ2人にけがをさせたとして危険運転致死傷の罪に問われている男が、懲役10年の1審判決を不服として大阪高裁に控訴しました。

 猪木康之被告(49)は、去年12月27日の夜、酒を飲んで車を運転し、堺市中区で町内会のパトロール中だった山中正規さん(当時46)と村上伸治さん(当時47)をはねて死亡させ、一緒にいた男性2人にも軽傷を負わせたとして、危険運転致死傷の罪に問われています。

 裁判で猪木被告と弁護側は「事故は飲酒の影響ではない」などと主張し、危険運転より量刑が軽い過失運転致死傷罪の適用を求めましたが、1審の大阪地裁堺支部は9月29日の判決で、事故は飲酒による影響だと認定し懲役10年を言い渡していました。

 猪木被告はこの判決を不服とし、3日付で大阪高裁に控訴したということです。

最終更新:10/11 15:20

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