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岸田政権への影響は…徳島・高知参院補選 自民はなぜ敗れた? 出口調査分析
10/22 20:15 配信
参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙は、立憲の元国会議員で無所属で出馬した広田一さん(55)が当選を果たしました。
ABCテレビなどが実施した出口調査では、自公以外の全政党で、支持層の8割以上が広田さんに投票しました。
今回の補欠選挙は自民前職の不祥事による辞職に伴い実施されたもので、自民公認・公明推薦で出馬した前高知県議の西内健さん(56)と、広田さんの一騎打ちでした。
出口調査では広田さんは立憲や共産の支持層に加え、維新や国民の支持層もそれぞれ8割以上を取り込みました。
また、無党派層の8割以上も広田さんに投票しました。西内さんは自民支持層・公明支持層のそれぞれ7割前後は固めたものの、他への広がりが見られませんでした。
投票の際に重視した政策は、物価高・経済対策、教育・子育て、医療・社会保障の順で上位となりました。
岸田内閣を支持するか聞いたところ、支持するが約40%、支持しないが約56%でした。
岸田内閣を支持すると答えた人の約4割、支持しないと答えた人の約8割が広田さんに投票しました。
最終更新:10/22 20:15