関西ニュースKANSAI

　兵庫県の新型コロナウイルスの無料検査事業をめぐり、補助金約４億１０００万円の不正請求があったことが分かりました。

　兵庫県によりますと、新型コロナの無料検査を実施した９つの事業者が、検査数を水増しするなどして、補助金を不正に請求していたということです。不正請求額は約４億１０００万円にものぼります。

　兵庫県では６月、県内の１つの事業者で不正が発覚したことを受け、委託した１１０の事業者すべてを対象に調査を進めていました。

　県は、９つの事業者に対して返還請求書を送付し、期限までに返還されない場合は、刑事告訴も視野に厳正に対応するとしています。