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“12月廃止”の金剛バス 4路線は地元自治体が運行へ

10/26 18:49 配信

 12月に廃止されることが決まった大阪府南部を走る金剛自動車の路線バス(金剛バス)の代替について、市町村で作る協議会が具体的な運行方針をまとめました。11月にも、近畿運輸局に必要な申請をし、12月の運行開始を目指すとしています。

 富田林市に本社がある金剛自動車は、売り上げの低下や運転士不足を理由に、富田林市のほか、河南町や太子町、千早赤阪村を中心に運行する路線バスを、12月20日で廃止します。

 ほかに公共交通機関がない地域もあり、南海バスや近鉄バス、そして各自治体が代わりにバスを運行することが決まっています。

 26日午後、市町村の担当者らが今後の路線維持について話し合う3回目の協議会が開かれ、主な5つの路線のうち、4つの路線を自治体が運行する方針が決まりました。

 次回の協議会で、さらに具体的なダイヤを調整してから、11月に近畿運輸局に必要な届け出をした上で、12月21日からの運行開始を目指しています。

最終更新:10/26 18:49

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