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関電が22年ぶり最高益を更新 最終利益も過去最高の3050億円予想から上方修正して4050億円を見込む 中間連結決算

10/30 19:11 配信

 関西電力が2023年9月の中間連結決算を発表しました。

 売上高は、前年同期と比べて2888億円の増収となる2兆730億円で過去最高。

 売り上げから製造や販売にかかった費用と税金などを差し引いた純損益(最終的なもうけ)は、3710億円の黒字(前年同期は763億円の赤字)で、22年ぶりに最高益を更新しました。

 高浜1号機・2号機の再稼働で原発の利用率が上昇し、さらに液化天然ガス(LNG)の価格が落ち着き火力発電向けの燃料価格が下がったことや、販売電力量が増えたことが主な要因だとしています。

 また2024年3月期の最終利益は、過去最高の3050億円という当初予想から、さらに上方修正して4050億円を見込みました。

 関西電力の森望社長は、福井県内の原発の運転継続について、「(知事から)理解をいただいた。使用済み燃料対策ロードマップに基づいて、問題解決に努める」としました。

最終更新:10/30 19:11

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