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「反論されかっとなった」訓練中に隊員暴行した30代自衛官を停職7ヵ月 路上で下半身露出した40代自衛官は停職3ヵ月に 大阪・八尾駐屯地

10/31 17:10 配信

 陸上自衛隊八尾駐屯地は、指導をする際に隊員を複数回蹴るなどしてけがをさせたとして、31日付で中部方面航空隊の30代の3等陸曹の男性を停職7ヵ月の懲戒処分にしました。

 八尾駐屯地によりますと、3等陸曹は2021年2月から3月にかけて、駐屯地内で装備品の点検や物品搬入などの訓練の指導中に、隊員が指示通り動かなかったことに腹を立てて複数回足を蹴るなどの暴行を加えました。隊員は足を打撲するなど全治約18日のけがをしました。

 3等陸曹は、「反論されかっとなってしまった」と話し、依願退職を申し出ているということです。

 また、この行為を目撃しながら上司への報告を怠ったとして30代の3等陸尉の男性を戒告処分にしました。

 ほかにも、東大阪市の路上で下半身を露出したとして、中部方面航空隊の40代の陸曹長の男性を停職3ヵ月の処分にしました。

 加賀澤俊樹中部方面航空隊長は、「国民の信頼を損なう事案で誠に遺憾。健全な隊員の育成に努めます」としています。

最終更新:10/31 17:10

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