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給食めぐる官製談合に大麻密売グループへの捜査情報漏えい 藍住町議会の元副議長に有罪判決 徳島地裁

11/10 13:13 配信

 徳島県藍住町の学校給食をめぐる官製談合事件で、徳島地裁は、町議会の元副議長の男に有罪判決を言い渡しました。

 藍住町の元副議長、平石賢治被告(46)は2020年10月と去年1月、学校給食の契約をめぐり、当時の副町長に依頼して、知り合いの業者に他社の見積もり金額を漏らしたとして、官製談合防止法違反の罪に問われています。

 また、おととしから去年にかけ、大麻密売グループのリーダーに警察の捜査情報を伝え、見返りに5万円を受け取ったとして、加重収賄の罪にも問われています。

 徳島地裁は10日「重要度の高い秘密漏えいで、公務の信頼を害した責任は重い」とした一方、「議員を辞職したことから、執行猶予が相当」と指摘して、懲役2年6ヵ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

最終更新:11/10 13:13

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