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宝塚歌劇団 調査結果を「今後の改革の方針とあわせて」近く公表 25歳劇団員死亡 外部弁護士から報告書受領

11/11 22:51 配信

 宝塚歌劇団に所属する女性(25)が9月に死亡した問題で、歌劇団は11日、外部弁護士による調査報告書を10日に受け取ったと発表しました。

 調査結果を「今後の改革の方針とあわせ、近日中にお知らせする」としています。

 宝塚歌劇団の宙組に所属する女性は9月30日、自宅マンションの敷地内で倒れて亡くなっているのが見つかりました。

 警察は自殺を図ったとみています。

 遺族の代理人弁護士は10日、東京都内で会見を開き、女性の上級生にあたる劇団員から受けたパワハラや、睡眠が1日3時間程度になるなどの長時間労働が、死亡の原因になったと指摘。

 歌劇団と、運営する阪急電鉄に対し、遺族への謝罪と適切な補償を求めていく考えを示しました。

 歌劇団は外部弁護士による調査チームを設置し、女性の死亡の経緯や背景を調べてきましたが、11日にホームページで「10日夜、調査チームより調査報告書を受領した」と発表し、調査結果は「今後の改革の方針とあわせて、近日中にお知らせする」との方針を明らかにしました。

最終更新:11/11 22:51

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