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万博の巨大リング閉幕後も夢洲に「保存」案が浮上 建設費350億円「無駄遣い」批判に再利用案も

11/15 18:56 配信

 「無駄遣い」と批判を浴びたリングは、保存されるかもしれません。

 大阪・関西万博の会場中央につくる「リング」と呼ばれる巨大な木製の大屋根を、万博閉幕後も人工島・夢洲に残す案が出ていることがわかりました。

 参加表明国が集まる会議で会場デザインのプロデューサーが明かしたもので、ほかの場所への移設案や解体して木材を再利用する案もあるといいます。

 (会場デザインプロデューサー・藤本壮介氏)「私たちは真剣に万博終了後、木材をどう再利用するかを議論しています」

 リングは円周約2キロ、高さ最大20メートルの世界最大の木造建築物とされています。

 ただ、建設費が350億円にのぼり、国会では「無駄遣いだ」との批判を浴びていました。

最終更新:11/15 19:08

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