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来庁者用の駐車無料券53回分を不適切使用 京都・向日市が男性職員を懲戒処分 7万8900円の支払い免れる

11/24 17:24 配信

 市役所に車で通勤する際に、来庁者用の駐車サービス券を不適切に使用し、駐車料金7万8900円の支払いを免れたとして、京都府向日市は市職員の男性を停職6ヵ月の懲戒処分にしたと発表しました。

 向日市によりますと、懲戒処分を受けたのは、向日市教委の教育部・学校教育課の係長の男性(39)です。

 係長は4月から9月にかけ、自家用車で通勤して、向日市役所の駐車場に車を止めた際、全額無料になる来庁者用の駐車サービス券を使用し、計53回分=7万8900円の駐車料金の支払いを免れました。

 駐車サービス券は、男性が所属する部内で保管され、来庁者に対し必要に応じて交付されていました。

 男性は向日市の聞き取りに対し、「家庭の事情が重なって、正常に判断ができなかった」と話し、全額を弁償したといいます。

 向日市は男性の行為について、心身の疲労が蓄積し精神状態が不安定だったことは酌むべき事情としながらも、市職員としての信用を大きく失墜させるなど、責任は非常に重いとしています。

最終更新:11/24 17:24

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