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宝塚歌劇団 労基署から2年前に「是正勧告」受けていた 裁量労働制について

11/27 11:50 配信

 宝塚歌劇団がおととし、スタッフらに導入している「裁量労働制」について、労働基準監督署から「是正勧告」を受けていたことが分かりました。

 宝塚歌劇団が導入している「専門業務型裁量労働制」は、専門性の高い19の業務について「労使協定で事前に定めた時間を働いた」とみなす制度で、歌劇団はおととし9月に、この裁量労働制について西宮労働基準監督署から改善を求める「是正勧告」を受けたということです。

 今年9月に劇団員の25歳の女性が死亡した問題を受け、西宮労基署は22日に劇団に立ち入り調査をし、勤務実態などの把握を進めています。

 女性の遺族側代理人は週末に劇団側の代理人と面会し、27日午後にも面会内容などを公表する方針です。

最終更新:11/27 11:50

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