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【京アニ裁判】「極悪人として名を残そうとした、としか思えない」「娘の帰省を待つ楽しみを返して下さい」 当時26歳の娘を失った母が意見陳述
12/04 11:42 配信
京都アニメーション放火殺人事件の公判で、遺族が、青葉真司被告について、「極悪人として名を残そうとした、としか思えない」と述べました。
20回目の4日の公判では、先週に引き続き、遺族が法廷に立ち、意見陳述をしました。
娘(当時26)を失った母親は、事件前日まで娘が帰省をしていて、久しぶりに一緒に寝たことを振り返り、「送り出したことを後悔している」と、涙を流しました。
さらに「この場にいることが夢であればいいのに。娘の帰省を待つ楽しみを返して下さい」と語りました。
また青葉被告については、「人をたくさん殺した極悪人として、名を残そうとしたとしか思えない。同情の余地などない」「正しい裁きが下されると信じます」と述べました。
4日午後からは、事件で負傷した被害者らが意見陳述する予定です。
最終更新:12/04 12:16