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【京アニ裁判】「青葉真司、聞いているか」「死をもって償ってほしい」 事件で負傷の従業員が意見陳述

12/04 18:54 配信

 京都アニメーション放火殺人事件の裁判で、被害者は被告に「死をもって償ってほしい」と述べました。

 京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われている青葉真司被告(45)の20回目の公判では、遺族と、事件で負傷した被害者が法廷に立ちました。

 事件当時、京アニで作品制作の管理をしていて、自身もやけどをしたという従業員の男性は、「仲間や友人が炎に包まれていった瞬間が今も目に焼き付いて離れない」と、事件を振り返りました。

 途中、男性が「青葉真司、聞いているか」と呼びかけると、青葉被告が顔をあげる場面もありました。

 また動画の制作を担当している時に被害にあい、全治2年以上の重いやけどを負ったという別の従業員は、被告に「自分のやったことに対して、死をもって償ってほしい」「みんなが味わった苦しみを味わってほしい」と遮蔽板越しに訴えました。

 次回は引き続き被害者らが法廷で意見を述べたあと、被告人質問が予定されています。

最終更新:12/04 18:54

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