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「刑事裁判史上突出して多い被害者数」 36人死亡 京アニ放火殺人 青葉被告に検察が死刑求刑 妄想の影響は限定的と判断
12/07 12:33 配信
京都アニメーション放火殺人事件の青葉真司被告(45)の公判で、検察側が死刑を求刑しました。
12月7日午前10時半すぎから始まった論告の終盤で検察は死刑を求刑し、青葉真司被告(45)は目をつむったまま聞いていました。
青葉真司被告は2019年7月、京都アニメーションの第1スタジオにガソリンをまいて放火し、36人を殺害したなどとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われています。
審理は22回と異例の長期にわたり、最大の争点だった責任能力の有無やその程度についてと、量刑について分けて行われました。
最終局面となった7日の論告で、検察側は死刑を求刑した理由について青葉被告の”作品を盗用された”という妄想について、事件への影響は限定的だと指摘しました。
さらに「一方的な逆恨みによる犯行」、「刑事裁判史上突出して多い被害者数」として、「極刑を回避すべき事情はない」と述べました。
このあと弁護側の最終弁論が始まり、22回にわたった公判が結審する予定です。
最終更新:12/07 12:35