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1年分のほこりもスッキリ 奈良・法隆寺で仏像の「お身ぬぐい」 一足早く迎春準備

12/08 12:45 配信

 奈良県の法隆寺で、ことし1年間、仏像にたまったほこりを払い落とす「お身ぬぐい」がありました。

 法隆寺の「お身ぬぐい」は、仏像にきれいな姿で新年を迎えてもらおうと、毎年この時期に実施されています。

 8日午前10時、境内の金堂で法要を営んだ後、マスク姿の僧侶たちが、はけや、和紙で作られた特製のはたきを使って、国宝の「釈迦三尊像」などのほこりを次々と払っていきました。

 お身ぬぐいは金堂のほか、大講堂や夢殿でも進められ、ほこりを払われたそれぞれの仏像は輝きを取り戻し、法隆寺では一足早く、新年を迎える準備が整いました。

最終更新:12/08 13:33

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