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「『虎』やと内心思ってたけど…」今年の漢字に選ばれたのは『税』 京都・清水寺で発表「国民がシビアに税の行方を見ている」

12/12 17:18 配信

 12日午後2時ごろ、京都の清水寺で、その年の世相を表す「今年の漢字」が発表され「税」に決まりました。

 応募総数14万7878票。この「税」が選ばれたのは、消費税が8%に引き上げられた2014年以来2回目です。

 今年は「税」が注目された1年でした。「インボイス制度の開始」や「ふるさと納税のルールの厳格化」、「定額減税」「酒税改正」など税に関する話題が続きました。

「税」の文字を揮毫した清水寺・森清範貫主は―――
「私個人は子どものころから『野球野球』と遊んでいましたので『虎』やろうなと内心は思っておりましたけど、ふたを開けてみれば『税』やったと。非常に国民の皆様がシビアに『税』の行方を見ておられる」。

 ちなみに「虎」という漢字は4位でした。ただ、この方にとっての今年の漢字は誰が何と言おうと・・・ですよね。

(尼のトラのおばちゃん)「『虎』ですよ!今年は阪神タイガース、虎さんが活躍しましたね~」「(Q.毎年『虎』一色なのでは?)私の体から虎は逃げられません、ひっついてます」

 なにわの名物社長は、晴れやかな表情で1年をふりかえります。
(通天閣観光 高井隆光社長)
「今年の漢字は『明』です。コロナ明けといってもいい2023年でしたので。通天閣も街も灯り(明かり)を取り戻し、にぎわいにつながっています。2024年は辰の年になるが、どんどん昇竜のごとく盛り上げていきたいなと思います」。

最終更新:12/12 17:18

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