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過去にも職員1人で対応し水路に入り込む事故 放課後デイ利用の中学生川で死亡 ずさんな安全管理常態化か 大阪・吹田

12/14 13:12 配信

 大阪の放課後等デイサービス施設で、代表らが安全管理を怠り、中学生を川で死亡させたとされる事件で、この中学生が2018年にも、水路に入り込む事故が起きていたことがわかりました。

 放課後デイの運営会社の社員、宇津雅美容疑者(65)らは去年12月、利用者の清水悠生さん(当時13)を送迎車から降ろす際、職員2人が腕を持って対応するという親との取り決めを守らず、運転手1人で対応させて、悠生さんを川で溺死させたとして業務上過失致死の疑いが持たれています。

 この施設では2018年3月にも、送迎の際に突然走り出した悠生さんを見失い、その後近くの水路で発見する事故があり、その際も職員が1人だけで対応していたことがわかりました。

 悠生さんは急に走り出す特性や、水への強いこだわりがあったといい、警察は施設側のずさんな安全管理が常態化していたとみています。

最終更新:12/14 13:12

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