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来年1月から週10→9回に 宝塚歌劇団が公演日程見直しを発表 過密スケジュール解消のため

12/15 11:13 配信

 宝塚歌劇団は15日、稽古の日数を増やし、1週間あたりの公演回数を減らすなどして、過密な公演スケジュールを解消する改革を実施すると発表しました。これに伴い、来年1月から3月の公演日程を見直すとしています。

 9月、宝塚歌劇団の宙組に所属していた女性(25)が死亡したことを受けて弁護士がまとめた調査報告書では、過密なスケジュールによる長時間労働で、女性に心理的負担がかかっていた可能性があると指摘されました。

 指摘を受け、歌劇団は「過密な公演スケジュールの解消」「新人公演の在り方の見直し」などの対策を行うとしていましたが15日、一部の対策を前倒しで実施すると公式ホームページで発表しました。

 来年1月からは稽古日数を増やすとともに、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われる本公演の回数を、これまでの週10回から週9回に変更するということです。

 また、新人公演の在り方を見直すため、来年1月から3月の新人公演は東京宝塚劇場のみの上演とするということです。

 これらの変更に伴う、それぞれの組の来年1月から3月の公演の日程変更の詳細についても、公式ホームページで発表しています。

最終更新:12/15 11:13

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