関西ニュースKANSAI

　万博にかかる自治体のコストの全体像が、みえてきました。

　大阪・関西万博に向けて府と市が負担する費用を整理したところ、現状で約１１１３億円になるとの集計が１９日、公表されました。

　内訳は、国、府と市、経済界で３分の１ずつを負担する「会場建設費」が最多の７８３億円です。

　ほかに府と市が出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」の建設費や、大阪メトロ中央線の輸送力の増強などが続きます。

（吉村知事）「必要な費用だと思います。これはある意味、僕は投資だとも思いますので（次回は）どれだけの経済効果が出るかもお示ししたい」

　今後、子どもたちを万博に招待する費用などを積み上げるほか、新たな事業で追加費用が生じる可能性もあるとしています。