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生産できなくなる可能性も 安全性能で検査不正のダイハツ本社に国交省立ち入り 全車種の基準適合を検証
12/21 12:42 配信
国土交通省は21日朝、安全性能の検査における不正で、全車種の出荷を停止したダイハツの本社に、立ち入り検査に入りました。
(記者リポート)「いま国交省の職員がダイハツ本社に入っていきました。これから不正行為の事実確認などが行われます」
国交省は9時ごろ、通常の態勢の倍以上となる7人の監査官で、大阪府池田市にあるダイハツ本社の立ち入り検査を始めました。
不正行為の事実関係などの確認を行うほか、データや書類を持ち帰り、生産中のすべての車種が基準に適合しているかなどを検証します。
新たな不正が見つかれば、最悪の場合「型式指定」が取り消され、事実上、生産が出来なくなる可能性もあるとしています。
(ダイハツ側の担当者)「全面的に(立入検査に)協力をさせていただいて、1日も早い信頼回復に取り組んでいきたいと考えています」
立ち入り検査は複数回行われる予定です。
最終更新:12/21 12:42