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【能登半島地震3日目】電気求め市役所に身寄せる人たち 停電そして断水 ライフラインの影響深刻に 石川・輪島市
01/03 18:50 配信
石川県能登地方で発生した最大震度7の地震から丸2日が経った3日、輪島市の市役所に避難してきた人たちは不安な夜を迎えようとしています。
石川県輪島市では、朝から余震が続く中での撤収作業や避難生活が続いています。
市役所の入口も、揺れで大きく崩れました。元々整然と並んでいたはずのコンクリートのタイルは大きく波打っているほか、建物の基礎の部分も露出しています。
元々輪島市役所は、指定された避難所ではありません。
ただ、中に入ってみますと、壁には手作りの掲示板が貼られ、安否確認の伝言を貼ることができるようになっています。
公共スペースの奥には市民の皆さんが集まっています。
市内には元々指定されていた避難所でも、電気が使えないところがあります。
そのため、電源がある市役所に毛布などを持ち寄って過ごしている人がいます。
お話を伺うと、何よりも不安は水だといいます。
石川県では本当に広いエリアで断水が続いていて、トイレを流す水も飲む水もほとんどありません。
地震発生から丸2日が経とうとしていますが、水、電気、そして余震と本当に大きな不安を抱えながら今夜を迎えようとしています。
最終更新:01/03 18:56