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「一夜漬けの方が成果があがることも多い」 2025年大阪・関西万博の“キーマン”ら万博成功へ決意 大阪府市と在阪経済3団体が新年互礼会

01/04 19:45 配信

 在阪の経済3団体と大阪府市による「新年互礼会」が開かれ、2025年大阪・関西万博の「キーマン」らが万博成功への決意を新たにしました。

 4日、大阪市内のホテルで開かれた「新年互礼会」には大阪府知事や大阪市長をはじめ、議員や経済界のトップら約2000人が出席しました。

 万博をめぐっては、海外パビリオンの建設の遅れなど複数の課題が指摘されていますが、大阪商工会議所の鳥井信吾会頭は冒頭の挨拶で「逆境は万博を強くし鍛えてくれる。いまは逆風から抜け出して船出するとき」と、前向きな姿勢を示しました。

 また万博の開催が1年3ヵ月後に迫っていることについては「一夜漬けの方が成果があがることも多い。1年間ってちょうどいいのではないか」と話しました。

 また、関西経済連合会の松本正義会長は取材に対し「(万博について)ぼくは非常に楽観的に考えている。100%満足するようにはできないかもしれないけど99%はやれるのではないか」と話し、こちらも前向きです。

 万博協会の石毛博行事務総長は「去年1年間で予算面やスケジュールは明確になった。課題は徐々に克服している段階。今年は万博の意義や魅力を訴える1年にしたい」と意気込みを新たにしました。

 一方、海外パビリオンについて問うと「そういうこと(海外パビリオンの建設が間に合うかどうか)を問題にすること自体が変な話だ。計画時の目標と比較するのはあまり意味がない」とした上で、「重要なことは、参加国が届けたいメッセージをしっかり伝えていくこと」と話しました。

最終更新:01/04 19:45

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