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「弟が母をかばって・・・」覆い被さるように亡くなっていた58歳男性 母親は能登半島地震発生から72時間超で救助
01/05 12:15 配信
能登半島地震の発生から生存率が下がるとされる72時間を超えて救助された80代の女性について、女性の長男がその時の様子を語りました。
【中継:浅川将輝記者】
救出された女性は私の後ろにある、こちらの住宅の1階から救出されました。1階部分が崩壊し、2階が落ちてきている状況です。
地震発生から約72時間が経過した4日午後4時半前に、80代の女性が大阪市消防によって救出されました。
女性は病院に搬送されましたが、意識はあるという事です。
ただ、2人で暮らしていた女性の58歳の次男が女性に覆い被さるようにして亡くなっていたということです。
(救助された女性の長男)「弟が母をかばってて、それで母が・・・。(弟が)そばにいて体温で、低体温がある程度防げたんじゃないかな」
現在も輪島市では自衛隊や消防などが、倒壊した住宅に取り残された人がいないか懸命な捜索活動を続けています。
最終更新:01/05 12:20