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【能登半島地震】「灯油が足りるかどうか…」被災地は大雪 輪島市は最低気温ー0.1度 発生から1週間で最も寒い朝に

01/08 12:20 配信

 被災地は寒波の影響で、7日から断続的に大雪が降り、住民は極寒の中で一夜を過ごしました。

【石川・輪島市から中継】
 大規模な火災があった通称「朝市通り」の前に来ています。

 7日からの雪は今も断続的に降っていて、8日午前10時の時点で9センチの積雪が記録されています。

 ここに来る途中の山あいの道では、かなり深く雪が積もっていて、住人の方たちが雪かきに追われていました。

 輪島市の8日朝の最低気温はマイナス0.1度と、地震が発生した1日以降で最も寒い、底冷えする朝になりました。

 朝市通りの近くで、倒壊を免れた自宅で過ごしているという男性は、蓄えておいた灯油や食料でなんとか寒い夜をやり過ごしたと話していました。

 市内にはかなりの量の支援物資が入ってきていますが、道路が寸断され、孤立した地域の避難所では暖房用の燃料が足りるかどうかわからないという、被災者もいました。

 地震が発生してから1週間がたちましたが、避難している住人の皆さんは、今も厳しい環境での生活を余儀なくされています。

最終更新:01/08 12:20

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