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【能登半島地震】身にこたえる寒さ 復旧作業を妨げる無情の雪 発生から1週間の被災地 9日には雨に変わりさらなる土砂崩れも

01/08 16:49 配信

 能登半島地震から、きょう8日で1週間です。被災地では8日も雪が降り、厳しい寒さの中での救助活動や避難生活が続いています。

(記者リポート)
「石川県七尾市に来ています。この区間は雪のため、7日夜は通行止めになっていたんですが、さきほど解除されました。しかし、かなり激しく雪が降り始めました。路面の状態もかなり悪いです」

 身にこたえる寒さ…。避難生活や復旧作業を妨げるかのように、無情にも雪が降り積もります。

(記者リポート)
「8日午前9時の内灘町です。まとまった雪が降り始めました。隆起して割れたアスファルトにも、一面、雪が積もっています」

 7日から雪が降り始めた被災地。降り続く雪は、9日には雨に変わるため、専門家はさらなる土砂崩れに警戒する必要があるとしています。

 大規模な火災があった通称「朝一通り」。近くに住む男性は、倒壊を免れた自宅で過ごしているといいます。

「家は崩れていないので、暖は取れている感じ」

 輪島市のほぼ全域が断水していて、水回りは使えないものの、電気は通っているため生活することはできると話します。

「何とかもらった水とかを使って、電気ポットでお湯を沸かしながら、お湯を飲んでやり過ごしている」

(Q物資はどうしている?)
「1回、僕の父が金沢に行って、物資を大量に持って帰ってきた。なんとかそれで数日は持つかな」

最終更新:01/08 16:49

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