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パナソニック子会社 自動車や家電製品向け電子材料の認証めぐりデータ改ざんなど不正 出荷先は400社

01/12 20:01 配信

 パナソニックホールディングスの子会社、パナソニックインダストリーは12日、車載部品や家電などに使われている電子材料52種類で、データを改ざんするなどの不正行為があったと発表しました。

 インダストリー社によりますと、不正行為があったのは国内外7つの工場で製造し、自動車や半導体、家電製品などに幅広く使われる電子材料です。

 去年11月に社員らを対象に実施した、定期的な聞き取り調査の中で明らかになりました。

 安全性を確認するアメリカの民間機関の認証を取得する際にデータを改ざんしたり、認証時とは異なる配合をしたりしていたということです。

 材料の出荷先は世界に約400社ありますが、現時点で不具合などの情報はなく、安全性の確認はできているとして工場での生産・販売は継続するとしています。

 今後は外部調査委員会を設置して、原因の究明と他に不正がないかを調査するということです。

最終更新:01/12 20:01

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