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ダイハツ不正問題 国交省が衝突試験公開 基準適合で1月中にも生産認めるか

01/16 06:30 配信

 ダイハツ工業の車両認証試験をめぐる不正問題で、国土交通省は滋賀県竜王町にあるダイハツの工場で、安全性の基準に適合しているかを確認する衝突試験を公開しました。

 15日の試験では、運転席と助手席にセンサーが付いた人形を乗せ、実際に車を壁に衝突させました。

 エアバッグの効果や負傷程度のデータ、さらに燃料漏れがないかなど、安全性能が基準を満たしているか確かめる目的です。

 国土交通省によるこうした試験は1月9日から進められ、対象は現在販売されている27の車種全てです。

(ダイハツ工業・星加宏昌副社長)「今回、立ち会い試験をやることによって、国土交通省に確認いただいて、より今、お乗りいただいているお客様に、安心していただけるのではないかと思っています」

 ダイハツは国内全ての自動車工場での生産を停止していますが、国交省は確認試験の結果が基準に適合していれば、その車種については早ければ1月中にも、生産再開を認める可能性があるとしています。

最終更新:01/16 09:01

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